有末剛緊縛夜話第十七夜「銀河鉄道の夜 -露-」観ました
1週間って経つのが早いね!!!笑
でもって暑い!しんどい!!!
どうも、和奏です。
先週観てきた舞台のひとつ「銀河鉄道の夜 -露-」のレポのような、感想のような。
普段よろしく自己満100パーな記事です( ˘ω˘ )
目次
観た回の各キャスト
全5回公演のうち私は7月7日(土)の14時回と19時回を観てきました◎
各回の配役は以下の通り。敬称略にて失礼しています。
7/7 14:00~
賢治………………………和女
ジョバンニ………………糸巻こまき
露…………………………大島朋恵
カムパネルラ……………出口晶美
森佐一……………………こばやしりさ
菊池………………………飯村勇太
ちゑこ……………………澤田千尋
鳥捕り……………………草刈晴美
子供1……………………三枝ゆきの
子供2……………………昴弥
子供3……………………草刈晴美 / 冬岸るい
弟…………………………風間一花
青年 / 客…………………酒井孝祥
南十字……………………吉乃蕾
ライブペインティング…ハララビハビコ
7/7 19:00~
賢治………………………飯村勇太
ジョバンニ………………風間一花
露…………………………こばやしりさ
カムパネルラ……………大島朋恵
森佐一……………………和女
菊池………………………草刈晴美
ちゑこ……………………三枝ゆきの
鳥捕り……………………昴弥
子供1……………………糸巻こまき
子供2……………………出口晶美
子供3……………………澤田千尋 / 冬岸るい
弟…………………………昴弥 / 冬岸るい
青年 / 客…………………酒井孝祥
南十字……………………吉乃蕾
ライブペインティング…ハララビハビコ
キャストシャッフル配役表見ながら書いてるのですが間違いがあったら申し訳ない…!
ただ私の記憶だと19時回の弟って昴弥さんおひとりだったような…?
感想
舞台空間の作りが好き
今回初めてザムザ阿佐ヶ谷にお邪魔したんですけど、木造っぽい作りのところにそういう絵とか縄がかけられてるのがこう…良いなって…(語彙力)
"銀河鉄道の夜"ってことで客入れや前説の時点からキャストさん達がよく"銀河の旅"と仰っていて、公演前にスモークが焚かれるのも星雲とかイメージしてるのかなって思うと非常にシャレオツでした◎
回ごとに変わる役の印象
折角のキャストシャッフルなので、各回ごとにそれぞれの役の印象の違いとか書けたらなと思いつつ。
キャストが変わるのと同時に演出もその都度変わっていたそうなので、違った印象を抱く理由はそれもあるのかなぁとも思ったり。
賢治
とても優しい人なんだと思うんですよ…和女さんが演じてた時も飯村さんが演じていた時も根が優しい人っていう印象は変わらずあったんですよ…
ただこう、女性を神聖視し過ぎてるんだなぁっていう…ね…
露のことは好きだったと思うんですけど同時に"自分の理想の女性像"というか、神聖視された"女性"の枠に留めておきたかったのか?っていう感じもして「そんな風に女を美化し過ぎる人もおるんやな…」って率直に思いました←
どう例えるのが一番近いのか分からないのであくまで私の勝手な主観なんですけども、"憧れの芸能人と実際の恋人のタイプは全然違う"みたいな感じかなと…
個人的に和女さん賢治が大島さん露にやってた壁ドンが好きでした( ˘ω˘ )横で「あれが壁ドンってやつかな」的なやりとりをしてた菊池と佐一くんも面白かったです。笑
露
佐一くんに"悪女"呼ばわりされちゃうの不憫。
よく"男性の思考回路と女性の思考回路は違う"的な話を聞きますが賢治と露のシーンがそれの典型だったような気がします。
自分の体調よりも夢というか信念というか…を追求する賢治とただ賢治に生きていてほしい露…
言葉を選ばずに言うなら賢治に"都合よく"好かれてしまった女性って感じも若干否めないのですが、彼女の想いが報われるifはどんな感じなんだろうと思ったりします。
大島さんの露は可憐な女性、りさ(※友人です)の露は凜とした女性って感じの印象でした◎
森佐一
劇中で"ソウくん"って呼ばれてるのはどこから出てきたあだ名なんだろうか…未だによく分かってないんですよね…←
Twitterで各回の森佐一の特徴をキャストの方々がまとめてたんですが観終わった後「確かに」って思ったのは記憶に新しいです( ˘ω˘ )笑
劇中で一番賢治の書く物語に執着していた印象。物書きとしての賢治が大好きだったんだろうなぁと思います。じゃなきゃ賢治の行動を制限しようとする人や賢治の活動の邪魔になるものに対してあんなに敵意むき出しにしないよなぁって。
りさの佐一くん娼婦の扱いがひどくてもう。後から訊いたら理由が説得力あり過ぎて思わず「ヤバさに拍車がかかるね!!」って言ってしまいました。苦笑
19時回は和女さん佐一くんがりさ露に向ける視線が敵意に満ちていて、「あなた達さっき(14時回)賢治と佐一であんなに仲睦まじかったやんけ!!!」って思って1人で勝手にふふってなってました←
ちゑこ
ちゑこって賢治のお見合い相手の名前であって娼婦のことではないんですけど、シーンがシーンだから大概その場面の印象の方が強いよねって思ってるの私だけじゃないと信じたい(真顔)
最前列どセンターで観てた人すごいなぁ…私あれ正面から直視できなそうだもん…←
お見合いの場面で最初「なんでお面被って出てくるんだろ」って思ってたんですが終盤で話がつながって「そういうことか!!!」ってなりました。
ジョバンニ
太もも…!!(そこか)
劇中で描かれたシーンがそこまでジョバンニの心情をフューチャーした場面ではないからだと思うんですが、所謂"物分かりの良い少年"って感じで可愛いなぁ…って思いながら観てました。
糸巻さんのジョバンニも風間さんのジョバンニも可愛かったのですが、糸巻さんのジョバンニが少しお兄さんになったら風間さんのジョバンニになるような気がしました( ˘ω˘ )
カムパネルラ
ジョバンニと似たような印象になりますが、出口さんのカムパネルラが少し大きくなったら大島さんのカムパネルラになる気がします。
「銀河鉄道の夜」本編だけではイマイチ分からなかったのですが、"カムパネルラは賢治がその時一緒にいたいと思った人を投影してる"んだなって気付いた時になんというか言葉にし難い感動というか、そんな感じになりました。
大学士
本編の主要キャラからは若干外れますが大学士が個人的にツボ過ぎて。
14時の回では草刈さんが、19時の回では澤田さんが演じられていたのですがお2人とも熱量というかパワフルさがすごい…!笑
あのシーンはどちらの回もコミカルだったなぁと思います。ジョバンニとカムパネルラの顔が軽く引き気味だったのが印象的◎
人形の登場の仕方が怖すぎ
劇中に人形が登場するシーンがあるんですが、人形の姿かたちよりも登場の仕方が怖くて仕方なかったです。
大きさ的にちょうど"母親に抱かれる赤ん坊"くらいだし実際そういう抱かれ方で出てくるのに見た目が綺麗で華奢な女性だからもう…ギャップぅぅぅ!!!みたいな…
人形自体がとても綺麗で美しかった分、怖さもそれに比例するんだなぁとどこかで冷静に考えてました←
まとめ
緊縛そのものを観るのも初めてだったのですが、艶っぽいシーン自体はそこまで多くなく、むしろ心情を目に見える形で表してもらっていた部分が多かったなぁと。
自分自身のしがらみとか、他人との結びつきとかその他諸々。
今まで観てきた小劇場での舞台とは全然違っていて、これはこれで好きだなぁと思いました◎
11月にも公演があるようなので行ければ良いなぁと思っているのですが某2.5次元と日程がかぶりそうで…苦笑