コーヒーおばさんの備忘録

コーヒーと暮らしの話とか

劇団わたあめ工場#13「Syng til måne」観ました

どうも、和奏です。

13日から21日まで日暮里d倉庫で行われたわたあめ工場さんの「Syng til måne」観てきました。

読み方は"シングティモーネ"です( ˘ω˘ )

わたあめ工場さんは初めて観劇してから結構年数が経ってる劇団さん。もはや箱で推せるレベル◎

 

そんなわけで今回も感想をば。

※過去に類を見ないレベルの長文

※盛大なネタバレと深読みという名の邪推あり

※上記に関して読後の苦情や誹謗中傷は受け付けません

 

目次

 

キャスト

敬称略にて失礼します。

  • ソラ………………卯木祐矢(わたあめ工場)
  • スエークリン……齋藤雅樹
  • ビアス…………村田諒人
  • モネ………………ゆうか(青二プロダクション
  • ソニア……………せんばななみ(わたあめ工場)
  • クラウス…………小畑貴央(わたあめ工場)
  • ロイ………………米川塁
  • エマ………………莉月まゆ(わたあめ工場)
  • ゲイル……………小池和弘(STEPS Musical Company)
  • コンラード………水村拓未(ネクシード株式会社)
  • アントン…………恭平
  • リタ………………我那覇ひろの(シャービィ☆シャービィ)
  • サラ………………遥ありす(C&Oプロダクション)
  • ノラ………………鈴木朝日(imacoco)
  • インゲビヨルグ…濱田侑香里(わたあめ工場)
  • オイフェミア……藤原真奈実(わたあめ工場)
  • ルドヴィク………黒木伸一朗
  • アレクサンドラ…深月要(KOTEN)
  • オイスタイン……原嘉宏
  • マルグレーテ……山下りぉう(わたあめ工場)

キャラが…多い…!

毎度お名前や所属団体などは当パンやフライヤーで確認させていただいてますが、もし漢字間違いや記載漏れがあったら申し訳ありません…!ご指摘いただければそっと直します…!!

 

感想

救いのなさがえげつない

そもそもダークファンタジーの団体なので当たり前なんですが今回もなかなかに救いのない終わり方で。

ハッピーエンドじゃないだけでなく中盤辺りからどんどん苦しくなってくるというか、いたたまれなくなる場面が続くなぁって印象でした。

あのエンディングを正直どういう解釈で観てればいいのか分からないのですが、"ソラが理想として思い描いた世界"として観るのが私の中では一番無難かなって思ってます。

結局3回観に行きましたが3回ともめちゃくちゃ泣いてました。

 

あとここ最近のこの団体の特徴って言っていいのか分かりませんが「よくパパ死ぬよね」って思ってる…前回、前々回然りみたいな感じで…( ˘ω˘ )

 

SSが書かれた「お守り」

開場された時に渡される「お守り」、外見こそ全部一緒ですが開いてみると中にSSが書かれていて。

全部で6種類あるようで、私は1と3と6をゲットしました◎

3回しか行っていないのでコンプは元から目指していませんでしたが、とりあえず同じSSがダブらなかったのはグッジョブだったなぁと思ったり。

 

千穐楽ver.の演出

前回の本公演で大千穐楽のOPがちょっと違ったとか、劇中も部分的にマイナーチェンジしてたとかって話を後からTwitterとかその他諸々で知りまして。

推しがいたにも関わらずそれを逃したという事実がとても悔しくて心残りだったので今回こそはばっちり記憶に焼き付けるべく大千穐楽も観に行ったんですが。

まぁ、予想通り他の回とはちょっと違ってて当然泣きましたよね( ˘ω˘ )

こういうとこがあるから尚更リピートやめられないんだ…笑

 

個性の主張が強いキャラ達

3回観てるんですが何せ20人いるのと全員個性が強いので目が足りません←

まとめて書くより各個人にスポットを当てて書いた方が良さそう…

 

ソラ

割と自己投影しっぱなしでした。私が←

近い存在だからこそ幼馴染と比較して劣等感を抱えたり、尊敬してる人に認めてもらいたいのにうまくいかなかったり。

主人公だからこそより平凡な男の子として描かれてるのかなとも思いました。

 

最後に家族と友達との選択を迫られる彼ですが、

彼からすればお父さんを失った時点で既に"彼の家族の形"じゃないんだろうなと思っているので、そんな中でも"家族"を選ばなければいけなかったのは本当に苦しかっただろうなと思います。

SSが家族愛に溢れてて、その平穏な時間がずっと続けばよかったのにと思わずにはいられません。

 

スエークリン

なんでこんな良い子があんな結末を迎えなきゃならんのだ。幸せになってくれ(n回目)

目次は役名で書きたかったから"スエークリン"って書いたけど彼自身はソラにもらった名前が気に入ってるみたいだからこの後は"クリン"って呼びます。

なんで狼として生を受けてしまったんだろうねってくらいどこまでも優しい狼でした。ソールかマーニに生まれていれば絶対愛されて育ったと思います(不器用ゆえ怒られることはありそうだけど)。

終盤ソラが狩狼達に襲われないように盾になってましたが、それまでみたいにビクついたりせずしっかり前を見ててなんかとても感動しました。

自分が淘汰されるって理解した上でソラに家族を選ぶように説得するシーンが見てて本当に苦しかったです。3回観て3回全部泣いた←

そもそも声が優しいから…狼なのに声質がギスギスしてない、っていうか尖ってないから…うん…(/ _ ; )

 

一番最初に出てくる子供はクリンの転生した姿だと思いたいです。腕の動きとかひょこひょこ動くとことか似てたし(ひたすら可愛かった)。

その子も臆病呼ばわりされてましたが優しい印象があったので、そこは本質的に変わらない部分なのかなって思います。

本当にどのキャラも甲乙つけ難いのですが、その中でも推してたのはクリンでした。

衣装も相まって一挙手一投足が全部可愛くて、個人的には"1世帯に1クリン"を全力で推奨したいぐらい( ˘ω˘ )笑

家にいたら癒されると思うんです◎

 

毎回割と派手に転んだり倒れたりしてた印象があったので打撲とか諸々心配してたんですが(勝手に)、終演翌日のTwitter見て「やっぱりヤバかったんだ…!お大事にしてください…!」って思いました←

それとこれは完全に余談ですがクリンのお守りSS欲しかったなぁと少なからず思った人間なので、Twitterで本人が音読されてるのを見た瞬間フツーに悶えました。そっと保存した(真顔)

 

ビアス

口下手で不器用なパパ。お守りのSSもとっても不器用で微笑ましくて「パパ頑張って…!」って言いたくなってしまう( ˘ω˘ )

ソラに与える仕事が良くも悪くも単調なのは子供を危険な目に遭わせたくない親のエゴだったのかなぁって思ったりしました。

最期のシーンつらかったなぁ…

最期に「ソラ」って呼びかけてから「ありがとう」までちょっと間があくんですけど、その間にいろんな思いを込めてるだろうなと私は勝手に思ってます。

「ソラ、(私の息子でいてくれて)ありがとう」

とかだったらもう涙腺決壊不可避。

 

ビアスがいなくなってから"歪な家族"が文字通り歪になってくように見えたので、やっぱり大黒柱だったんだなぁって思います。

 

モネ

歌めちゃくちゃ上手いし可愛いけどあんまり好きになれなかった(いきなりすみません)

最初の時点でちょっと違和感みたいなものを感じてまして。

両親がそりゃもう仲睦まじいので、"両親みたいな夫婦になりたい"って憧れるのは分かるんですけども。

そこでソラと腕組むのはなんか違わないかい?みたいな。それ君が自覚してないだけで恋愛感情に近くないかい?お兄ちゃんと結婚する!とか本気で言い出しかねない雰囲気ないかい?みたいな。

 

もちろんお父さんがいなくなってしまったことが最大の要因だとは思うのですが、最初の主張から段々変化してソラを追い詰めてく感じが非常に私の中では"嫌な女像"になってしまって…

なんていうか終盤のモネちゃん見てると「やっとすぐ会える距離にいると思ったのにまた遠距離なの!?私と仕事どっちが大事なの!?」って喚き散らす彼女像がチラつきまくってですね…←

モネちゃんの場合は主張自体が間違ってるとも思えないので、良い子ゆえに"善意"で人を追い詰める子だなって印象でした。

 

ソニア

優しくて強いママ。全力で娘になりたい(真顔)

家族のこと大好きなんだなぁっていうのと差別とか偏見っていう概念が無い人なんだなぁって印象でした。じゃなきゃいくらクリンがソラの親友だとしても狼相手にあんなに優しく接することなんてできないんじゃないかと。あのシーン尊くて大好きです。

 

ビアスが襲撃されるシーンでソラを抱きしめて「あなたが無事で良かった」って言ってるのが聞こえた時鳥肌立ちました。

ソニア自身も間違いなくショック受けてるはずなのにソラの身を案じる言葉がかけられるってとても強いなって。

 

コンラード様に対してはほぼ塩対応か、再婚した後も強張った笑顔しか見せてないのが「あー…(察し)」ってなりました、ハイ( ˘ω˘ )

コンラード様からは一方的に言い寄られ(すごい迷惑そうだった)、リタとサラからはそれが原因で嫌われてるのほんととばっちりでしかないと思う。こういう目に遭う乙女ゲームのヒロインいるよねって思いながら観てました←

リタとサラから意地悪されたらきっちり同じ方法でやり返す辺り"図々しい主婦"感出てて強いしちょっとスカッとしたので好き。笑

 

クラウス

物腰穏やかなマーニの長。仮に長付きやるならクラウス様の長付きが良い←

客入れの時にゲイルと繰り広げてたやりとりが面白くてツボでした。あのやりとりが見たくて早めに入ってたとこある( ˘ω˘ )

長としての立場と弟家族の幸せを願う兄としての立場でだんだん板挟みになっていくのが見ていてつらかったです。大体コンラード様に言い負かされているというか、不完全燃焼なんだろうなって思うやりとりが多かったイメージ。

ビアスがいなくなってからはそれまで以上にソラのことを気にかけていたと思いますし、出来る限りソラの意思を尊重したかっただろうと思います。

あの後自分を責めていなければ良いな…

 

ロイ

良いやつなのに報われない男子ランキング堂々の第1位だと思ってます。

幼馴染のソラとエマがほんとに大事なんだなぁって思うんですけど「この子結構無自覚にソラのメンタル抉ってるぞ??」と思ったシーンもあったり。

 

ちょいちょいエマにアピールしかけてる感じはあったんですけど肝心なところで邪魔が入るの不憫だなって思ってました。笑

終盤スケルティティの襲撃に遭った時のロイとエマのそれぞれの言葉が何とも言えなくて、一方通行の連鎖なのがすごく切なかったです。

あの結末の後ロイがどんな風に生きていくのかも見てみたかった感あるなぁ…なんて。

 

エマ

恋に一生懸命なのがとても可愛い。

ちょいちょい笑いのツボ刺激してきます。間のとり方とか声量とかのバランスが絶妙にハマるんですよね…

個人的に特に好きだったやりとりが、トビアスに仕事を頼まれて

エマ「おえかき…」

ビアス「(無言でエマを見つめる)」

からの

エマ「将来のお父様の頼み事ですから!(キリッ」

ビアス「んっ?」

この流れ。エマは真剣な表情なのにトビアスがほんとにきょとんとしてて、その対比が何度観ても面白くて毎回ツボに入ってました。

 

ロイのとこでも少し言及したシーンですが、エマが襲われた時ロイは必死に「エマー!!」って叫んでるんですけどエマは最期「ソラ…」って呟いてて。

どちらも一方通行という意味では切ないんですが個人的にはエマが最後までソラへの想いを貫いてて良かったって思っていたりもします。都合良くあっちこっちふらふらしてる子が好きになれないので、エマが初志貫徹する子で勝手に安心してました←

 

ゲイル

話題がコロコロ変わっていくので、ついて行くのに結構な集中力を要するキャラでした( ˘ω˘ )

変人呼ばわりされていますが割と核心を突いているというか、意味深な言葉が多くてある種この舞台のナレーター的な役割も担ってるのかなーって思う部分もあったりします。

 

オッドアイなのも裏設定がありそうで気になるところです。そもそも何歳くらいなんだこの人。

ソラが周りから"嘘つき"扱いされてもゲイルは信じてくれていたり、ほかの人とは少し違った視点でソラのことを見てくれてた人なのかなぁと思います。

一番最初にビジュアル公開された時の写真が一瞬阿部サダヲに見えたのはここだけの話←

 

コンラード

最後まで好きになれなかった(初っ端からすみません)

長の振る舞いとして評価すべきところはたくさんあると思うんですけども。

何せ人の話を聞かないというか"自分の意見=絶対正義"みたいなところが個人的に地雷中の地雷で(^^;

立場云々を抜きにして物申せるなら「しばらく黙って人の話をきちんと聞け」と正座させて懇々と言い続けたい感じの人でしたね…

正直「スケルティティより余程ヴィラン側では?」って勝手に思ってた節もあります…苦笑

 

ソニアのことは婚約当時から変わらず愛してたんだと思いますが、再婚後も彼女本来の笑顔を向けてもらえなかったのは仕方ないと言えどもちょっと不憫だなって思ったり。

SSでその辺りのことに触れていたので尚更。ソニアの笑顔が見たいがゆえの行動なんだと思うと見事に空回っていて残念だなぁって。

と言いつつ冒頭の高笑いが某ム○カ大佐みたいで毎回笑いそうになってたのはここだけの話です( ˘ω˘ )←

 

後からふと気になったのが彼の髪色。

ソールの人達って大体赤髪というか茶髪系なんですけど、コンラード様だけは金髪に赤いメッシュが入ってるような髪色をしてて。

金髪はマーニの印象があったので(ロイエマは例外)、ひょっとしてコンラード様の家系にもかつて…?

っていう深読みというか邪推しました。笑

むしろその線だとしたら「だから尚更ソラへの当たりが強いのか!!?」と思ったり。

 

アントン

何回この人に笑わせられたか分かりません。

チームコンラードの面々に振り回されてた印象が強いです。

観ていて苦しくなるシーンが多かった作品ですが、アントンが板の上にいる間はちょっと緊張をゆるめて観てられたなって思います◎

千穐楽の時に意図せず座った席がお花席だったみたいで劇中でお花差し出されました。「え???」ってなってしまって咄嗟にリアクションできなかった…

「お暇はいただきとぉないでござぁす~~~(。°TÅT°。)」って台詞が言い方とか仕草も含めてめちゃくちゃツボで毎回笑ってました。アントン本人はいたって真面目だから尚更面白くて…笑

 

リタ&サラ

基本的に2人一緒にいるから感想もどうしてもセットになってしまう(^^;

コンラード様が絡まない時は2人でお洋服の話をしていてかわいい。

私の中ではリタさんは綺麗系美人、サラさんは可愛い系美人です。2人ともアントンの扱いが結構雑で「フフッ」てなることが多くて笑う(ω)

 

コンラード様のお傍を取り合う2人、見ててとても面白かったです。

コンラード様をdisる奴も許せないけど自分達以上にコンラード様に近付く女も許せないって感じがにじみ出てたので「そりゃソニア嫌いでしょうね」としか。あくまでコンラード様がソニアに言い寄ってるだけなので本来怒りの矛先はコンラード様に向くべきなんですけどね…ソニアに向いちゃうんでしょうね…

コンラード様に触れる手をそれぞれ取っ払う勢いが回数を重ねるごとに増してて「ヒィィィィ女こわ~!!!超面白いけど絶対巻き込まれたくなーい!!」っておもってました←

そんな中2人そろってきゃーきゃー騒ぐ場面があるんですが、その時一瞬だけサラさんがめちゃくちゃオスみのある色っぽい顔でリタさんに顎クイしててリタさんも恍惚としててついキュンとしてしまって。

「私は今何を見ているんだろうか…( ∵ )」ってふと我に返ったことがあります。笑

 

ノラ

パワフル。とにかく元気。アントンと並んでよく笑わせられたキャラ(ω)b

ただしスカート全力でたくし上げるのはやめようね!中身が見えちゃう!!笑

友達にいたら楽しいし可愛いだろうなって思うけど主に上記のような理由で全エネルギー持って行かれそう。会うの週1くらいで良さそうな感じ←

あと声量がすごい。ハスキーで耳心地が良くてよく通る声だなって思ってました◎

しかしまさか客入れで新しい言葉教えることになるとは思わなんだ。

 

客入れの時のやりとりも相まってちょっとおバカっぽい印象もあったノラちゃんですが大事なことはちゃんと分かってるというか本質を捉えてるというか、不意打ちで核心を突いてくる印象がありました。ソニアママと同じく差別や偏見の概念が無い子なのかなって思います。クリンに言葉をかけるシーンで3回とも泣いてました。私は。

自己肯定感が低い人ってどうしても自虐してしまいがちですが、ノラちゃんの言葉で多少なりとも救われてる人いるんじゃないかなって思ったシーンです。

 

インゲビヨルグ

カッコ良い女王様( ˘ω˘ )マダム感すごい。

ヴィランズのマスター的ポジションなのに嫌いになれないのなんでかなって思ったらラストでソラの話をきちんと聞こうとしてたからだなって気付きました。

たとえ表面上だけだとしてもそういうの大事だと思うの←

 

実の息子のクリンよりも許嫁のオイフェミアを可愛がってる印象が強かったですが、自分達が"弱ければ淘汰される存在"と分かってるからこそ息子に強くなってもらうべくああいう態度とってたのかなぁなんて。

「ちょっとはオイフェミアに良いとこ見せたらどうなんだい!!」っていう口ぶりも暗に"お前はやればできる子だよ"って言いたいのかなと。

女王の立場上あからさまに息子を甘やかすことは難しいだろうと思うので、言葉を裏返すことで彼女なりにクリンを鼓舞したかったのかなぁそうだと良いなぁ、みたいな。

仮にそうだとしたらクリンに意図が伝わってないのが悲しい←

 

インゲビヨルグ女王様の旦那さんは登場していないので、もしかしたら旦那さんはクリンみたいに優しい狼だったのかなぁと妄想してみたり。

もしそれが原因で早くに夫を亡くしてたりしたら息子には夫の二の舞して欲しくないのかなぁっていう深読みという名の邪推(n回目)

 

オイフェミア

ソロで歌うとこめちゃくちゃカッコ良かった。

インゲビヨルグ女王様の前で猫かぶってたり狩狼4人衆の扱いが雑だったり、人を使うのが上手いというか、良くも悪くも要領よく生きてるなぁって。

 

どういう経緯と観点で見初められたのかが分からないのですが、仮に他のティティガールズ2人を脳内であのポジションに置き換えてもしっくり来ないのでやっぱり許嫁はオイフェミア一択だなぁと思ったり。

クリンのことをどう思ってたのかも気になるところではあります。

エマを襲った時の台詞から考えると色恋云々に興味なさそうな気もするので、ほんとに"女王の息子"って肩書きにしか興味ないのかなぁとか。それはそれでクリンが不憫でならんな…(^^;

 

あと個人的に濃いめの赤髪と頭につけてる羽飾りのついたバンドがとても好き。許嫁だからアクセサリー着けてるのかな…

ボヘミアンファッションが似合う人素敵だなってめっちゃ思ってます◎

 

ルドヴィク

オイフェミアへの気持ちが報われないの不憫←

狩狼4人衆のリーダー格って言われて素直に納得できるくらいには"強さとカッコ良さの両方を持ってるキャラ"だなって思いながら観てました。

とはいえ「自分の運命は自分で変えていこうや」って台詞聞いた時に「めちゃくちゃカッコ良いこと言ってるけどそれで弱い者いじめすんのは違うと思うよ」と冷静に思ったクリン派の私。笑

元々いたずら好きでクリンのことも最初は"ちょっとからかい甲斐のある奴"ぐらいに思ってただけだと思うんですが(多分)…オイフェミアのことがあるからああいう当たり方すんのかな…

 

殺陣がとてもカッコ良くて毎回ふぉぉってなってました。あの高さから落ちてもきっちり着地決められるとかすごい…

って思ってたらスーツアクターもこなしてる方だと知ってめちゃくちゃ納得◎

 

オイスタイン

言葉少なにルドと視線で会話してたのが印象的。付き合い長くて敢えて事細かに言わなくても何がしたいか分かってんだなぁと。

言動とか見てると狩狼の中ではママポジションなのかなって勝手に思ってます←

 

もしかしたらルド以上にクリンのこと足手まといだと思ってるんでは…って思いながら観てました。頭が良い分マルチタスク的な思考ができるんじゃないかと思うので、リスクになり得るものは容赦なく排除していきそうだなって。

気付くとアレクの近くにいることが多かった気がしたので実はアレクのこと好きだったりするのかなぁって邪推してみたり。

 

アレクサンドラ

姐さん感がすごい。睨み付ける時の表情が超こわいので敵に回したくない狼No.1←

元々ダンスパフォーマンス団体にいる方だからか動きがとっても大きくてしなやかで"動物ならではの滑らかさ"って感じでした。

モフモフで分かりづらいけど衣装のオフショル感が程よくセクシーでとっても好き。狼なので四つん這いというか前かがみ気味のシーンが結構多いんですけど、その時に鎖骨が綺麗に見えるのも良いなって思って勝手に目の保養にしてました( ˘ω˘ )

 

自分が一番でいたいって雰囲気はあまり感じませんでしたが"とにかく「狩りの時間」が大好きな戦闘狂"っぽさは至るところでにじみ出ててSUKI…ってなる(作品の中限定でトチ狂った奴大好き人間)

 

マルグレーテ

髪色が鮮やかなオレンジでとっても綺麗。あと笑い方がめっちゃ特徴的。たまに殺意と狂気に満ちた目しててこわい時ある。

多分狩狼4人衆の中では最年少なんだろうなって思いながら観てました。他の3人に比べて鉤爪も小さいしきっと力もまだそんなに強くないんだろうけど、それであれだけ動き回れるのすごすぎません?

 

他のお客さんも仰ってましたがとあるシーンでお花もぐもぐしてるの可愛すぎました。座った位置の問題で3回中1回しか確認できなかったんですが、すごい殺伐としたシーンなのにマルの動きがそぐわなさ過ぎて一周回って和む。笑

マルが動くたびに衣装の裾がヒラヒラするのも女の子っぽくて可愛い。

 

まとめ

キャラごとに項目を分けて感想書いてるにも関わらず全然まとまってなくて白目剥きそう←

全体的に目を引いてたのはスケルティティだなって思うのですが、ソールとマーニの人達が出してくる細かい小ネタが絶妙に好きだったなぁとも思うわけで。

公演期間中3回観に行ってトータル2週間分くらい泣いた気がするので来週ぐらいまでは泣かずにいられる気がする(真顔)

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お守りとブロマイド大切に保管しよ…

 

次は12月初旬の企画公演と来年4月の本公演…

企画公演は座席が4つに分けられてるみたいなので最低でも4回は行くとして、4月は何回行けるか、休みが取れるか、それが問題だぁ…( ∵ )