コーヒーおばさんの備忘録

コーヒーと暮らしの話とか

ヅカ★ガール御披露目公演「妖花迷宮」観ました

どうもこんにちは、和奏です。

こんなに長期の休みは大学生の時以来で何となく時間を持て余しているような気になります。

無駄なことをしてる感覚は無いんだけど何なんですかねこれ。時間の使い方が下手か…

 

それはさておき先日千穐楽を迎えたヅカ★ガールさんの御披露目公演を観てきたのでざっくり感想をば。

※結構なネタバレ注意

※上記に関して読後の苦情・誹謗中傷は受け付けません

 

目次

 

演目およびキャスト

キャスト共通で【華】の章と【凛】の章に分かれており、観る章によって演目と配役が変わる仕様(※notシャッフル)でした。

各章約30分ということで今回は両章観させていただきました◎

 

演目

【華】の章

  • 月暈/花ノ怪
  • 燐光姫 華

【凛】の章

  • 鵺の母君/風車病
  • 燐光姫 凛

 

キャスト

敬称略にて失礼します。

  • 環…………………………片山歩美
  • 小町美乃…………………結崎あゆ花
  • 柴崎月子…………………来栖梨紗
  • 風折瑠璃子/キミヒコ…かまくらあや(三文姉妹)
  • 風折珠緒/アキヲ………石黒乃莉子

※便宜上このような表記としますが、乃莉子さんは"紅緒"というもう一人の風折家の娘も演じています。

お名前・所属団体は当日パンフ等で確認させていただいておりますが万が一漢字間違いや記載漏れがあったら申し訳ありません…!教えていただければそっと修正します…

 

感想

愛×少しの歪み×人外=大好物

ハイ、これがファンタジーにおける私の趣味嗜好です(キリッ)

そしてその趣味嗜好どストライクだったのが今回の御披露目公演です◎

出てくる人達も世界観も美しいんだけどちょっと怖い、深入りしたらいけないと分かっているはずなのに引き込まれてしまうような感覚の作品でした。

 

一人二役・一人三役がすごい【凛】の章

【凛】の章は風折一族の話がメインなのですが、中心になるこの家族(最低でも5人いる構成)を2人で演じきってるんですよ…すごい…

特に瑠璃子・キミヒコ夫妻に関しては最初こそ「???」ってなりながら観てたんですが、中盤以降にネタバラシというか、事の顛末が分かって「そういうことかー!」ってなりますキミヒコ許さん←

たとえ世間体だの親族絡みのあれそれだので最初は本心じゃなかったんだとしても結局後になって妻子を見捨ててるの許さんからな(過激派)

「メイド2人だって出て行かなかったのにアンタが出て行ってんじゃないよ」と思いましたよね…いやまぁ彼女達はロボットだから出て行く選択肢はないんだろうけど…

 

風折の三つ子はもう…いたたまれなくて…

図らずも4月は双子やら三つ子やらの話を複数観たなぁとぼんやり思いつつ、アキヲだけが良くも悪くも夫婦によく構われてるなぁ…と思いながら観てました。

先ほど少し言及したネタバラシがこのバックボーンにもつながってくるんだと思いますが、それにしたって姉妹のことを"忌み子"呼ばわりするのは流石に露骨が過ぎる気がしますよ瑠璃子さん…

最終的なネタバラシについては何とも言えない気持ちになってしまいました。

子供達は子供達なりに母親が見ていた景色を守ろうとしただけなんですよね、方法として正しいかどうかは別として。

最終的に紅緒が燐光堂という居場所を得られたのが唯一の救いかなと思います。

 

"欲"と"仮面"がカギの【華】の章

お面屋と劇作家と女優の話なんですが、根底になってるのは独占欲とか色欲とかいろんな"欲"なのかなぁって感じの印象を受けました。

私の場合は同じ日に【凛】の章を先に観ていたので「さっきまで可愛い三つ子を演じてた乃莉子さんがあんな腹立たしい男の役を…」と複雑な気持ちになりつつ(←)、こういうアレソレって幸運にも私が今まで経験したことないだけで割とどこにでもあるんかなぁと思ったり。

自分でも褒めてるのかdisってるのかよく分かりませんが、ヅカ★ガールさんの作品に登場する男性達って割と女の敵っぽいというか、そういう描かれ方するよなぁと思っています(^^;

 

百合感の強かった【華】の章ですが、梨紗さんとあゆ花さんの身長差が尊くて眼福でした◎

 

配役と台詞が少しずつ違う「燐光姫」

【凛】と【華】で配役と最後の台詞が少しずつ違う作品でした。逆に言えばその2ヶ所以外はほぼ変わらないと言っても良い作品なんですけれども。

 

個人的に梨紗さんの八百比丘尼と乃莉子さんの妖狐がとても好きでね…

かまくらさんやあゆ花さんがダメというのではなく、あくまで個人的な趣味嗜好って話です( ˘ω˘ )

八百比丘尼が尼僧の設定ということもあってか、かまくらさんの八百比丘尼はどことなく馘切姫の空鸞法師を彷彿とさせるなぁと観ながら思ってました。

 

【凛】【華】共通で登場する古物商の環に関する話なのですが、メインが歩美さんということもあって舞が多い印象がありました。相変わらずお美しかったです◎

 

まとめ

図らずも平成最後の観劇となったのですが、個人的にとても好きな世界観でした。

主宰の飯塚さんにもご挨拶できて良かったです⁽⁽◝( ˙ ꒳ ˙ )◜⁾⁾

 

公演の合間の夕飯ぺたり◎

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レモンパスタ初めて食べましたが美味しかったです(*´ч`*)

 

次回の公演は秋~冬頃のようで。告知が今から楽しみです◎