劇団わたあめ工場10周年企画公演3rd Stage「永久ニ退屈ナ悪戯」観ました
アルコール9%の缶チューハイ500mlを2缶開けてふわふわしています、和奏です。
それはさておき。
今月初旬、今年10周年を迎えるわたあめ工場さんの記念公演「永久ニ退屈ナ悪戯」を観てきたのでいつもの如く感想を書きますよー◎
※かなりの長文
※一部堂々と且つ核心部分のネタバレ注意
※上記に関して読後の苦情や誹謗中傷は受け付けません
目次
キャスト
パンフレット順に敬称略にて失礼します。
- ラナ……………せんばななみ(わたあめ工場)
- タルハ…………佐藤弥益
- アヌビス………須佐光昭/千歳まち
- カルブ…………齋藤雅樹
- キット…………卯木祐矢(わたあめ工場)
- シャウラ………夏目恵名(株式会社ヤザパパ)
- ザーヒル………崎嶋勇人(株式会社GFA)
- イマード………小泉緒(劇団茶番)
- ハニファ………濱田侑香里(わたあめ工場)
- ヤーサミーン…高橋けい
- ランダ…………梓友笑(C&Oプロダクション/AzuL)
- スンブル………藤原真奈実(わたあめ工場)
- サーヒルン……莉月まゆ(わたあめ工場)
- ユムナ…………長田咲紀
- ソヘル…………矢作洋
- ナジュマ………吉田聖菜
- サーリハ………岸本有紀子
- マアルーフ……海老原直(ゆーりんプロ)
- ガーニム………武田航(演劇商店若櫻)
- ウマーマ………山下りぉう(わたあめ工場)
- ザハラ…………初芝かやの
- アブト…………榮竜盛(クリエートジャパンエージェンシー)
- ラーニャ………近野莉子(株式会社ウェスタ)
お名前・所属団体については公式パンフレットにて確認していますが、万が一表記漏れや漢字の間違い等あったらそっと直します…!
感想
"やっと観られた"感がすごかった
本来4月に大塚の萬劇場で上演されるはずだった今回の作品。
未だに猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で7月に延期になり、劇場も変わり、且つ徹底した感染対策の下での上演ということで、いつも以上に大変だっただろうなと思います。
これまでは実施されていた面会やアフターパーティーは当然なくなり、残念じゃないと言えば嘘にはなりますが、それよりも何よりも"観られた"という嬉しさの方が断然勝る公演でした。
初日の開演時、ななみさん演じるラナの「劇団わたあめ工場、」という一言で既に感極まってちょっと目頭を熱くしたのはきっと私だけではないはず…!←
死生観について考えさせられる作品
ななみさん自身も、主宰の真美さんも仰っていましたが死生観を考えさせられる2時間30分だったなぁと思います( ˘ω˘ )
私にとって"死"というのは自らを否定されることだけでなく、誰からも思い出してもらえなくなることだと思っていまして。
その人が好きか嫌いか、とかその人の言動・振る舞いに対する肯定・否定というのはそもそも存在を認知されて、仮に本人がその場にいなくても思い出す誰かがいるからこそできる判断だと思うので…
私は肉体が無くなった後も誰かしらに思い出してもらえるような生き方をしたいなぁ、とぼんやり思うなどしました。
美男美女しかいない中で思うこと
真面目な話をした後に急に俗っぽい話題になってアレですけれども←
相変わらず顔面偏差値(もはやビジュアル偏差値?)が良い意味でおかしなことになっているのでどこを見ようが目の保養でしかなくて「ありがたや…ありがたや…」ってなってました。笑
そんな感じで全員ビジュアルが素晴らしいので眼福ではあったんですが、人間性も含めて考えると色々と思うところもあったりするワケで( ˘ω˘ )
ラナ
良い意味で予想を大きく裏切る女王様でした。
永久の命と権力と美貌とって三拍子揃っちゃったらまぁ独裁、恐怖政治の極みって感じじゃないですか(ド偏見)
確かにちょいちょいやることがド派手且つ悪い意味で浮世離れしてる感はなくもなかったのですが、彼女の主張も一理あるなと思ったりするわけで。
国を治める立場にいる以上、国民から畏怖の念を持たれるっていうのはある程度必要なことだと思うのですが(サラーヴ自体が割と男尊女卑傾向のある国っぽい印象を受けたので尚更)、彼女の場合は"必要以上に"国民から恐れられる存在になってしまった(そういう振る舞いをしてしまった)のかなという感じでした。
アヌビスとの会話や井戸に落とされてからの独白とかを見聞きしてると「別に絶大な権力とか地位名声が欲しかったわけじゃないんだよな彼女は」という感じがしますし、当然彼女が選択した道ではあるけどある意味周りに良いように利用されただけというか。
アヌビス以外で彼女の本音を聞いた人って誰かいたのかなぁという気がしてきます。
終演後ななみさん自身も「シャウラといいハニファといいラナは男の扱いには長けていても女の扱いが下手だ」と仰っていて*1、失礼ながらも「ウン…せやな…」と思ってしまったり( ˘ω˘ )←
少なくともハニファに関してはもう少し言葉を尽くしていればもっと別の、良好な関係が築けていたんじゃないか…とラナもハニファも好きな私は思ってしまうんですよ…(真顔)
そしてこれは完全に余談というか"ただのわたあめファンの戯言"なのですが、
Woo以降のわたあめさんの公演、ななみさん役の中での男運あまりにもなさ過ぎじゃない???←
シークといいベルモガット様といいさぁ…そして今回の前王*2も利己的な奴だったしさぁ……
「転生して良い男見つけて幸せになってくれ!!!」としか言いようがありません。
あとこれはWooの感想の時にも書いたんですが、公式パンフレット内で自分のキャラクターに一言かける言葉が今回も超ドライでめちゃくちゃ笑いました。
そういうとこですよ(好き)
Wooの感想記事はこちらから↓
タルハ
主にカルブ&キットに挟まれてる所為で(おかげで?)ショタみがすごかった。お気に入りメンバー達はそれぞれどれぐらいの年齢なんだろうか…
妹思いだし良い子なのは十分すぎるくらい伝わってくるんですが、シャウラが召し抱えられてからのタルハは色々と「いや流石に能天気過ぎるやろ」と思ったのは私だけではないと信じたい←
砂柱に呑まれるシーンは"自分から面倒事に巻き込まれに行く乙女ゲーヒロイン"に見えて仕方がなかったし「シャウラに妬かれてんのは陛下じゃなくて君だよ!!気付いて!!!」って毎回思ってました( ∵ )
まさか実の妹に殺されるなんて微塵も予想してなかったでしょうね…まぁ私も初日の公演観るまで予想してなかったですけども…
弥益さんは今年2月のOGHにもノーラン役で出演されていたんですが、役どころはもちろんメイクなどのビジュアルの違いも相まって未だに「中の人が同一人物???ほんとに???」ってなってます。
それぞれの自撮り写真とかファンの方が撮られた写真とか並べて見比べても「???」ってなる現象にそろそろ名前をつけたい(真顔)
OGHの感想記事はこちらから↓
Wアヌビス
顔が良い!スタイルが良い!!声も良い!!!←
「いや天よ…二物どころか三物与えとるやんけ…」って思ってたんですけど
そ も そ も 神 だ っ た わ (真顔)
ラナを見守り、不意に姿を見せては時に茶化し、時に真面目に問いかけてくる"戯れ感"というか"人外感"が男女どちらの姿でもぴったりはまっていて毎回ウワァァァってなってました。
ラナにとっての黒歴史?というか「痛いとこ突いてくるなぁ…」と思う部分もありましたが(←)、その"痛い部分"も含めてラナの生きてきた軌跡を肯定していたのが印象的◎
とはいえメスビスがラナに「悪趣味」って言われた瞬間に「貴女の男の趣味よりマシ」ってばっさり言い切ってたのは今思い出してもちょっと笑う( ˘ω˘ )
全体的に物理的な意味で距離感がおかしい(←)今作ですが、個人的にはオスビスがラナの耳元でしゃべってるのを見てる時が実は一番どきどきしていたかもしれません(耳が弱点)
他にも艶っぽいシーンは色々あったはずなんだけどな…アレー?←
カルブ&キット
ラナの側近組。ビジュアルが出た時点で「ブロマイド売り切れるだろうな」と思ってましたがほんとに綺麗に売り切れてて「やっぱりな」と思いました( ˘ω˘ )
どちらも目の保養だけど個人的にはキットの方が好み。
「そんなんだから陛下に相手にされないんですよ」的な台詞をガーニムにかけるシーン毎回笑いそうになって必死に我慢してた←
カルブももちろん可愛いんですが、何というか多分…"飼い犬が全力で尻尾振ってくる感じ"というか、"全力の構ってアピール"が苦手なんですね、私が(過去の恋愛遍歴なんぞを振り返りながら)
私のどうでも良い自分語りはさておき。
めちゃくちゃ寵愛を受けていて且つその状況が自分にとって幸せだったら新入りにその座を脅かされるのってすごく恐ろしいことだし「どんな理由があろうと悔しくてたまらないよね」と思うので、嫉妬に狂うシャウラを彼らがそそのかした気持ちはかなり「分かるなぁ」と思いながら観ていた次第です。
ただ「そこで彼女の刃が後々自分達に向くことは何故考えなかった???」とは思いましたけれども( ˘ω˘ )
そんなことよりも"タルハを排除できる"って喜びの方が勝ってしまったのかなぁ、それで盲目的になってしまったのかなぁまぁそうだろうなぁ…って感じ。
シャウラ
ラナの王宮に召し抱えられる前と後で衣装が変わるんですが、個人的にはザーヒル邸にいた頃の衣装の方が好みでした。
でもラナに召し抱えられてからの方が全体的にお姫様感あって可愛いなと思います◎
何ていうか主に「独占欲すげー(スーパー語彙力不足)」という感想だったのと、ラナとの関係性にどういう名前がつけば彼女は満足だったんだろうなぁっていうのは未だに考えています。
私の中では友情も親友もしっくりこない、ともすると百合にも見えるけどそれもちょっと違う気がするというか。
タルハの台詞から考えるにシャウラは実の両親のことをほとんど覚えていないんじゃないか、と思うのとザーヒル邸襲撃の日のラナの笑顔があんなに彼女の記憶に残っている、というのを踏まえると「母親的な愛情を求めていた」が私の中での最適解かなぁと…
母親(ラナ)の愛情を独占したいがために他の子供達(側近2人とタルハ)を殺した、と仮定して観ると結構しっくり来たので…
ところでザーヒルの世話をすると見せかけてばっちり復讐するシーンは豹変の仕方に一瞬ヒッてなりましたが「まぁ、そうですよね」と納得←
「やった側は大して覚えてなくてもやられた方は全部覚えてるもんな…そうだよな…」ってなりました。
三本柱
ザーヒル
キャラクター紹介の時点で「アッッッ地雷ですッッッ!!!」てなった人←
※あくまでキャラクターの話をしています
割と最初の印象が良くない人って公演観終わった後に好転してることが多いはずなんですが、この人は千穐楽を迎えても最後の最後まで地雷なままでした。
何がどう地雷って「ロクに仕事しない」「自分で"国一番の色男"を名乗る」「女を見下す」etc...
ここまで綺麗に地雷踏み抜いてくるとなると「もはや才能ありますね」って感じ( ˘ω˘ )...
容姿が良いのは事実だと私も確かに思うんですが「それはDNAにこそ感謝すべきであって、それを理由に"国一番の色男"って自分で言うな???」って思ってしまって我ながらめちゃくちゃ塩判定だなって…苦笑
とはいえ先祖代々王に仕えた血筋って言われてしまうと無条件に"自分もそのレールに乗らなければいけない"って感覚に囚われるというか「職業選択の自由がないってつらいよな」とも思うので、そういう意味では彼も不憫だな…と今になって思います。
終演後少ししてからのぱややさんの振り返り配信でよりザーヒルの内面が分かったのもあって多少見え方が変わったというか、大地雷→地雷、ぐらいまで印象が回復したりしました◎
イマード
ダントツで苦労してると思われる中間管理職って感じ←
言葉を選ばずに言えば"常に後始末担当"というか「一番めんどくさいところ押し付けられてますねぇ…」って思ったというか。
人間的にできた人なんだと思いますし、場を弁えた発言ができる人という印象なのですが、だからこそ上手い具合に(?)というか良い意味でも悪い意味でも核心部分にはあまり絡まなかったのかなという感じがしました。
ちなみに政権が移った後、ユムナやソヘルとの関係性がどう動くのか非常に気になるところですね…
何せ自分に向けられる好意に一切気付いてなさそうですからね…この人……( ˘ω˘ )
何ていうか"天然人誑し"ってワードが似合う人だと思う(ド失礼)
ハニファ
キャラクター紹介の時点で「バリキャリ感ある…推せる…」と思っていたんですが本編観たらまたちょっと違ったベクトルで今回の最推しになりました←
何というかラナを毛嫌いしてる理由が「あ、そっち?」って感じだったというか。同じ女だからこそ"自分は毎日砂まみれになっているのに同じ頃王宮で贅の極みを尽くす(ように見えている)ラナが気に食わない"んだろうなというのと、それを比較的がっつり表に出していて分かりやすいのが意外だったんですよね…笑
でも玉座奪還のためにやったことは「かつてラナが前王のためにしたことと大して変わらんぞ…」ってなりまして。
本人に言ったらめちゃくちゃ怒るんだろうなぁと思いますが(^^;
彼女も実は自己肯定感低そうというか、代々神官やってきた血筋にコンプレックス抱えてるんだろうなというのがいろんなシーンから見て取れるので、だからこそ「信頼してるならもっと分かりやすく言葉で伝えてあげて!!陛下!!」って思ってました(余計なお世話)
ザーヒルガールズ
何て言うか「女社会こっっっわ!!!」てなりました。
ザーヒルがどうのこうのというより、そもそもあそこで生きていける気がしないのでハーレムには加わりたくないです←
ヤーサミーン
ガールズの最古参らしいのでハーレムの中でもカーストトップなんだろうなと。
シャウラにご飯持ってきたシーンで本性が垣間見えた感じがしてめちゃくちゃ怖かったし、それを抜きにしてもいろんな意味で敵に回したくないお姉様でしたよね…踊り教えてもらう機会があっても私の場合は上達スピードが亀以下だから「なんでこんなことも覚えられないの!?」って苛立たせそうだしね…
とか何とか言いつつ、珊瑚色の巻き髪が綺麗過ぎて実は見惚れていたのは事実( ˘ω˘ )
ランダ
声色だけで「すごい露骨にシャウラのこと嫌いじゃん…」と思っていたんですが客入れ中に謎が解けたというか。
ザーヒルからも"赤髪が美しい"って紹介されててそれは間違いなく事実なんですが、シャウラも主に"金色の髪が美しい"って理由で見初められてるんですよね…
「"同じ観点で召し抱えられた新入り"はそりゃ面白くないだろうね」と妙に納得してしまった次第。
やってることは断固許すまじって話ですが(真顔)
スンブル
「可愛い顔して言うことがキツいな!?」って思いました←
ただ、それだけキツいワードが即バンバン出てくるということはザーヒル邸に来るまではそういう暮らしを彼女自身がしてたのか?という感じもして何とも言えない気持ちになったり。
"家畜以下の生活"を強いられているシャウラの待遇がかつての自分と重なったと仮定するとシャウラが現状を維持すればするほど「"過去それに耐えられなかった自分"を否定されてる気がするから早くこっち側に来なさいよ」って思ってたのかなぁと邪推しています。
サーヒルン
側近組に対して言う「色欲の塊!!!」ってワードが面白すぎて毎回声出して笑うの必死に堪えてた。ただでさえツボ浅いんだからほんとに勘弁してほしい←
あと途中の長台詞ほんとにすごい。
何ていうか「"凡人が天才を殺す"の典型的なパターンで犠牲になりそうだな」っていうのが率直な感想でした。
冷静に説明を聞けば理解できそうなことも不安や恐怖に支配された脳の前では無力、というか「あの状態の民衆相手では伝わるものも伝わらないだろうなぁ」とどこか諦めの境地になる自分がいて…
恐らく政権が移った際彼女も拘束あるいは投獄されてるんじゃないかと思うので、残された人達がきちんと砂柱対策できたのか…どうなんでしょうね…
ななみさんに続きまゆさんも公式パンフレットの自分のキャラクターへの一言がなかなかツボで吹きました。
ご尤もだけど…確かにその通りなんだけど…っ!!てなる( ˘ω˘ )
ユムナ&ソヘル
幼馴染の奴隷2人。微笑ましいオブ微笑ましい(ガチ)
ユムナがソヘルぽかぽかする仕草とマアルーフへの返事がテキトー過ぎるソヘルが個人的には好きです◎絶対「ふふっ」てなってしまう…
メインの展開がシリアスな分、チームイマードのシーンは相対的にラブコメ感が強くなるというか「私は今少女漫画の再現を見てるのか???」って定期的に思うなどしました←
ユムナの恋応援したさももちろんあるんですけど、私個人としてはユムナ&ソヘルカプで幸せになってもらいたいなと…!笑
千穐楽の客入れがほんとに…ほぼ事故とはいえあの振り方は残酷だよユムナ…( ˘ω˘ )
流石にソヘルがあまりにも不憫過ぎて「道は長いな…頑張れ…」と思いながら見送ってしまいました。
ナジュマ&サーリハ
ハニファ邸の2人。ナジュマは可愛い系でサーリハは綺麗系のビジュアルだなって思ってました◎
サーリハのツヤツヤストレートな黒髪めちゃくちゃ羨ましいんですけどヘアオイル何使ってるんですか???って訊きたくなったレベル(そこか)
本編中ではあまり台詞は多くない感じがしましたが(砂柱監視中のハニファをなだめる時ぐらい?)、ハニファの計画遂行のために民衆に紛れ込んでラナの印象操作をしたり、王宮でのガーニム暗殺にもきちっと関わっていて"いざという時にめちゃくちゃ仕事デキる部下"感がすごかったです。
職人気質というのとはちょっと違うと思うのですが、淡々と仕事をこなすイメージ。
客入れ中はどちらかというと「"適材適所"とは???」って思うようなやりとりを繰り広げていたので尚更ギャップにやられたというか←
本役以外での出番も結構多かった印象があって、特にナジュマ役の聖菜さんは市場の女商人めちゃくちゃハマってました…!
あんな人に店先でオススメされたら元々買うつもりなかったとしても買っちゃうわ…笑
マアルーフ
冒頭の歌が素敵過ぎて「ふぉぉぉ」ってなったのはきっと私だけではないはず( ˘ω˘ )
間違いなく利己的で保身的な奴隷商ではあるんですが、何故かそこまで憎めないんですよね…意外と可愛いところがあるからかしら…?
先ほどユムナ&ソヘルのところでも少し言及しましたが「シャウラがか?」「んん…?はい!!」のやりとりが本当にツボ過ぎて困りました。妙にマスコットキャラ感というか、急に知能指数だだ下がったみたいな会話すんのやめてほしい(褒めてる)
ザーヒル失脚にも1枚噛んでますが、保身のために彼を売ったことよりも新・三本柱としてイマードやハニファに紹介された時の台詞の方が「いやーどこまで分かってんのか知らんけど煽ってくるなー腹立つわー」ってなりました( ˘ω˘ )笑
「あぁいう"THE・神経逆撫でしてくる系の人"一定数この世にいますよね」って感じ…!←
ガーニム
皆大好きガーニム。客入れで旅人からもいじられるガーニム(語弊)
客入れから中盤ぐらいまで「どう足掻いても3枚目担当なんだよなぁ…」とか思っていたんですが(←)終盤めちゃくちゃカッコ良くて「"観たら好きになるよ"って言われてたのこういうことかー!!!」ってなりました。
確かに彼の言ってることも一理あるんですよね…元々数百年もほったらかしにしないで、穏便にラナから王位を引き継いでいれば今回みたいなことにはならなかったでしょうしね…( ˘ω˘ )
ところでガーニムといいザーヒルといい「意中の女は自分に惚れ直した(もしくは惚れている)はずだ」みたいな思考してるのは何なんでしょうかね???←
途中のタルハも「シャウラは(兄の自分が取られたのが悔しくて)陛下に妬いてる」みたいな思考してたし…
えっ、何なの?サラーヴの男は身分や年齢問わず皆そういう思考なの???(突然の辛口発言)
ウマーマ&ザハラ
サラーヴの良心( ˘ω˘ )お洋服可愛すぎて似てるデザインの羽織が欲しいです←
2人とも何歳ぐらいなんでしょうかね…18~19歳と14~15歳…?
「この2人が出てくると場の空気が平和になるなぁ」と思いながら観てました。
タルハとウマーマが長男長女談義しててウマーマが「下がいるって大変なんだよ~」的な発言した時の「え…お姉ちゃん…?」みたいな顔したザハラがめちゃくちゃ可愛くてン゛ンンッってなっていたのはここだけの話。笑
「長男長女あるあるだから…!ザハラが気にするような意図は断じてないと思うよ…!」って内心謎にフォロー入れてました( ˘ω˘ )
アブト&ラーニャ
微笑ましい夫婦。客入れ中じいやとばあや(登場はなし)にいろんな意味で翻弄されてんの「ドンマイ…!」ってなってました←
王家とか関係なくただ裕福な家柄ってだけだったらもう少し夫婦水入らずの平和な時間を過ごせてたのかなぁ…とか考えてしまいます。
ハニファの主たる目的はラナからの玉座奪還だと思うのですが、本当にそれだけなのかはたまた建前なのか、どちらにしても正妻たるラーニャとしては複雑な気持ちですよねぇ…
とりあえず(自覚があるかは別として)どっちにも良い顔するのやめようぜアブト様……どう転がっても良い結果にはならないからさ…
ひとまず本編の中で玉座奪還という本懐は遂げてるので、その後この夫婦とハニファの関係性がどう動いていくのかは上記の理由も込みで興味があります。
ハニファとラーニャだけの会話とか見てみたい。
まとめ
真面目なこと書いたかと思えば妙に俗っぽいこと書いたり急に塩判定し出したり、情緒不安定極まりない感想になってしまいましたけれども←
総じて「好き…!」ってなる作品でした。初回盤DVD予約した(真顔)
千穐楽の客入れにてようやく紗幕に勝ってレンズに収められたハニファと終演後の神々しさ極まるお見送り陛下を添えて◎
(※Twitterにはそれぞれアップ済みです)
10周年に相応しい素敵な作品をありがとうございましたー!
9月の本公演も楽しみにしています⁽⁽◝( ˙ ꒳ ˙ )◜⁾⁾