コーヒーおばさんの備忘録

コーヒーと暮らしの話とか

あんちぽっぷ旗揚げ解散公演「なれのはて。」観ました

PC内の写真データを整理しています、和奏です。

先日観劇しましたあんちぽっぷさんの「なれのはて。」全公演終演、また2週間の間に体調不良者も出なかったということで安心しました◎

今回はその感想などをざっくり書いていこうと思います( ˘ω˘ )

本当はわたあめさんの10周年記念公演の方が観た時期としては先なのですが、少々筆の進みが遅れているので順番前後してこちらから←

 

※割と長文

※一部堂々とネタバレ注意

※上記に関して読後の苦情および誹謗中傷は受け付けません

 

目次

 

キャスト

敬称・所属団体略にて失礼いたします。

  • 八瀬木葉……【A】山口旺人【B】武藤将玄
  • 目競涼香……【A】彩月紗衣【B】金橋明加理
  • 茨木遊火……【A】朱田弘幸【B】藤本東
  • 飛倉相馬……金井天馬
  • 兼崎夜雀……果奈美
  • 西舘覚………【A】末松充穂子【B】いわみりかこ
  • 西舘獏………【A】中島悠【B】一ノ瀬円
  • 苞蛇東也……【A】加藤直人【B】鈴木玲
  • 赤足汀………【A】佐々木璃生【B】くらしなみさと
  • 兎荷宇久芽…【A】緒方七美【B】君崎友梨夏
  • 古杣秋那……【A】ハル【B】横山美桜
  • 泣塔環………【A】安達慶幸【B】藤哲平

【A】【B】表記のない方はシングルキャストです。

私はB班の回を観させていただきました◎

役名・キャスト名共に当日パンフレットにて確認しておりますが、もし漢字間違いなどありましたらそっとご指摘ください…!

(役名の漢字が難しくて大概一発変換では出なかったので誤字ってそうでこわい、など言えない…←)

 

感想

劇団の進退を観客に委ねるという大胆さ

そもそも「"旗揚げ解散公演"って何、どういうこと…?」と観る前から思っていたのですが。

受付時にチケットと一緒に渡される"【存続】と【解散】の文字が書かれた解散券"を各公演の終演後に観客が投票し、その結果によって劇団の進退が決まるというシステムらしく…

めちゃくちゃ斬新且つ大胆な取り組みだなぁと思ったのですが、より良い作品作りのためということで「なるほどー」と思いました٩( 'ω' )و◎

 

見えないからこそトリガーになり得る

非常にざっくり言ってしまうと"負の感情とそれに呑まれてしまう人達"が登場する作品なのですが(というか登場人物はほぼ全員そういう人なのですが)。

誰にでも多かれ少なかれ"他人に見せない、自分を形成する核のようなもの"があって、他人からは見えないからこそ第三者から見れば"何でもないことや取るに足らないこと"で傷つける・傷つけられることになってしまうのかなーと、結果としてその人の抱える負の感情が爆発するトリガーになってしまうのかなと感じました。

他人と関わる以上、どんな場面でも程度の差はあれ傷つける・傷つけられる可能性はあるわけで、自戒の意味も含めて観ていた次第です。

私自身、普通に生活していて「闇深いなぁ」と思う節が自分にあるので…(^^;

 

抱えている負の感情や境遇に共通点があったというか、共感したのは覚ちゃんや目競さんですかねぇ。

私自身は孤児院育ちではないですが長女で弟がいるのと、割と男尊女卑的でモラハラ気味・前時代的な価値観を物心ついてから今に至るまで押し付けられてきているので…

 

ラストの演出が怖すぎた

今作のいわゆる"主人公"と思われる木葉くん、他の登場人物と比べてビジュアル的にも割と分かりやすく"見ていて心配になる雰囲気"というか、言葉を選ばず言ってしまうと"病的"な感じだなとは思っていたんですが。

最後、泣塔先生から明かされるどんでん返し的な一言とほぼ発狂状態になった木葉くん(木葉博士と書くべき?)がとにかく怖すぎました。

あまりにも怖すぎて帰りの道中「今夜あの光景夢に見るんじゃなかろうか」と不安になったぐらいには。苦笑

※観劇から結構な日数が経っていますが今のところそのような夢は見ていませんのでご安心ください

 

ビニールシート越しだったのが残念

このような状況下ですし、そうせざるを得ないものとは分かっているので批判する意図は全くないのですが。

 

上演中もビニールシートを挟んだままだったのはやっぱり残念だったなと。

私の座った席の問題かもしれないんですが、照明の反射がだいぶ気になってしまったのと、立ち位置が少し奥の方になる人の表情がシートでぼやけて見えないことが多々あって…

やっぱり遮るものができるだけ少ない状態で観られるに越したことはない気がしてしまいました。

 

くっ…コロナウイルスめ………

 

まとめ

何というかいろんな意味でこちらのメンタルを抉ってくるというか、言葉の一つ一つがグサグサ突き刺さってくる作品だったのですが観て良かったと思いました。

フライヤーのお写真貼っておきます◎

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こういう闇深めな写真好き…(嗜好がバレる)