劇団わたあめ工場企画公演「戦ハ雨上ガリニ。」観ました
どうもこんばんは、和奏です。
10月に本公演を観たわたあめ工場さんの企画公演を観てきたので感想をば٩( 'ω' )و
ここ数日間バタバタしていて気付けば終演から結構日にち経ってしまってた…!
※割と長文
※そこそこ詳細なネタバレあり
※上記について読後の苦情や誹謗中傷は受け付けません
目次
キャスト
敬称略にて失礼します。
- 邑瀬………米川塁
- 箕面………小畑貴央(わたあめ工場)
- 茂垣………井上雄仁(プランダス株式会社)
- 毛受………窪田裕仁郎(Voyantroupe / しもっかれ!)
- マギー……濱田侑香里(わたあめ工場)
- デイジー…越智春奈(Regpro)
- ビオラ……山下りぉう(わたあめ工場)
- ロゼッタ…池上明杜
- リリアン…藤原真奈実(わたあめ工場)
- スーザン…三栗千鶴
お名前や所属団体は当パン等で確認していますが、間違いがあったらすみません…!ご指摘いただければすぐ直します。
所属団体については公演期間当時のものです。
感想
とにかく距離が近い
ほんとこの一言に尽きるんですけど(←)端的に言っちゃうと最初の印象ってこれなんですよ…笑
本公演の時も最前列だとかなり近いなって思いますがその比じゃないです( ˘ω˘ )
キャストの方の言葉をお借りするなら"最前列はもはやちょっと演者*1"。笑
座席の位置で見える方向が全然違う
今回は中央のアクトスペースを4方向から囲む形で座席が作られてました。
ということはつまり:どこに座るかで見え方が全然違うんですよ!!
最低4回は観ないと"あの時あのキャラクターが何してたか"が全員分見れないってことですよ!!
ってことで私はトータル5回観ました←
当然ですがほんとに全然違ったしきっと6回、7回って観ても飽きずに新たな発見ができそうだなって思います◎
あの舞台の作りめちゃくちゃ好きだったな…
男性陣の帝都軍と女性陣のレジスタンス
今回は男性陣と女性陣で完全にチームが分かれていて、何となく予想はできてましたが本編で明確に理由が分かるので「なるほどな」ってなります。
衣装もチームごとに統一感が出てて好きでした。まぁわたあめ工場さんの舞台衣装って本公演企画公演問わず毎回好きしかないんだけども。
邑瀬
最前列で観ていた時にOPで1回絡まれたのですが、絡まれ方が独特で咄嗟にまともなリアクションが出来なかったのが悔やまれます(^^;
無条件について行きたい系リーダーというよりはサポートしてあげたくなる系リーダーだと勝手に思ってるのですがいかがでしょうか。笑
客入れの時は基本的にずっと動き回っていて「あ、マネジメントよりは自分が率先してプレーヤーに徹するタイプの隊長さんなのね」って思ってました。まぁそもそも今回の任務自体が五番隊にはあまり巡ってこない類のものらしいので場慣れもしてないでしょうし。
マギー達と関わることで価値観が変わっていく様子が分かりやすいなぁと思ってました。純粋なんだよなぁきっと。
箕面
何ていうか終始可愛かったし客入れ中に一番腹筋にダメージ与えてくる人でした←
客入れ中の茂垣の行動が災いして毎回箕面が毛受さんに怒られてるの不憫。笑
個人的に客入れで一番笑ったのは隣の車両に置いてきてしまった銃剣について訊かれた時に「え、あれがそうなの…?」ってボソッと言ってた回ですかね(ω)
「そうなの?じゃないよ!!!」って思ってたところに毛受さんからの容赦ないお叱りも相まってもう。ただでさえツボ浅いんだから勘弁して…←
客入れの話はさておき。
めちゃくちゃビビりですがとにかく優しい人なんだなぁって印象でした。
母親に楽をさせるために軍人になったり、いつの間にかケガしてたロゼッタの手当てをしたり。
ロゼッタが毛受さんに突っかかりそうになった時も「それ以上ケガをするな、危なっかしい…!」って言っててもう。優しさの塊か!
ちょいちょいポンコツだけど愛すべき軍人さんだなぁって思います◎
茂垣
ハイ、言わずもがな今回の私の推し( ˘ω˘ )
推し過ぎて客入れの時とか最早直視できてなかったくらいには好き。笑
ビジュアル公開された時点で「アッもう好き…」って思ってたんですが本編中にも何回落とされたか分かりません←
「自分の働きで家族が守れるならそれでいい、必死に泥だらけになってやる」って台詞がほんとにカッコ良くて…
客入れからOPまで割と雰囲気がゆるいというか、"良くも悪くもテキトーっぽい"印象のキャラクターだったので内に秘めてるものが見えた気がして「尚更推せる…」ってなってました。
OPで毛受さんに欠伸をとがめられた時に「アンタがいりゃ楽勝だろ」ってサラッと言えちゃう辺り「世渡り上手なんだろうなぁ」って思ってます。笑
あと本編で全く使わないけど身につけている水筒がね…前世アピールが強くてね…(^^;
中身絶対お酒でしょって他のお客様にも言われてて笑いました。前世でもばっちり推しだったけど今回も大概だったよ…しんどい…(語彙力)
毛受
OPどの面で観ても絶対同じ台詞と仕草だったのが「アッ"俺は五番隊とは違うんだ"感すごい…!」って感じでした◎笑
1回ちょうど彼の視線が動く先に座っていた時があって「なんだ貴様は」みたいな目で見られたのが印象に残ってます←
職務に忠実というか。お堅い軍人そのものって感じの印象だったんですけども。
中盤からちょっと印象が変わるというか、ただ怒りっぽくて厳しいだけの人じゃないんだなぁって思ったというか。
後述のデイジー姐さんにちょいちょい絡まれていた彼ですが、最初こそ鬱陶しそうだったのに後半割と満更でもなさそうな顔してるのを他のお客様に指摘されてたのがちょっと面白かったです( ˘ω˘ )
マギー
お洋服の前世はアキム(ベスト)×サビ(ブラウス)×サバ(ネックレス)×モッピー(ズボン)。モッピーだけ確証ないです。
観ていて事あるごとに2月の本公演のキャラクター達がチラつく人でした。後で聞いたら元々そういう雰囲気で、とのディレクションだったらしくて非常に納得◎笑
ふざけてる時と言うと語弊がありますが、砕けたテンションの時と真剣な時の声と表情の差が非常に大きくてすごかった…
他のメンバー達とわちゃわちゃしながらも大事な場面では俯瞰的というか、大きい枠で物事を見てる人なんだなぁと思いました。
ちなみにOPはそこそこ絡まれたと思ってます。
2回も「仲間になれよ」って言われたらそりゃ軽率について行きたくもなるってもんです←
デイジー
お洋服の前世はサバ(ブラウス)×モッピー(ズボン)。こちらもモッピーだけ確証なし。
女の武器を使いこなしてる感がすごい…!あとにじみ出る人妻感( ˘ω˘ )←
帝都軍(主に毛受さん)への接し方とレジスタンスヤングチームへの接し方の差がすごくて「お色気お姉さんが保育士さんやってる…」みたいな印象でした(語弊)
あとデイジー姐さんが近く通る時毎回とてもいい匂いで…うっかり恍惚とすること数回。危ない危ない←
千穐楽前日の夜回からは毎回ラストの別れ際に毛受さんのほっぺにちゅーしてたと聞いて一瞬思考止まりました。
それまで耳打ちだけだったらしいのに…デイジー姐さんやりよる…!笑
ビオラ
お洋服と小物の前世はパルメ(ブラウス)×モッピー(ズボン)×ササミ(ウエストポーチ)×ササミ(短剣)。ご本人に伺ったのでこれは確実。
前世完全に賊じゃんって話になって笑いました( ˘ω˘ )
頭脳派でクールなりぉうさんって今まで観たことなかったのでとても新鮮でした◎
メインの台詞があるシーンではほとんど浮つかないので、メインから外れた時に"ほんの少し女性らしさを意識してるビオラ姐さん"がとても可愛いしギャップ引き立つなぁって。
デイジーとはちょっと違うベクトルでヤングチームを見守ってフォローしてるのもとても好き…
基本的に全然笑わないのにヤングチームと接する時だけは優しい顔してるんですよ…むり…尊いが過ぎる…
ロゼッタ
お洋服の前世はパキラ(ブラウス)×オイフェミア(ズボン)。ズボンの件は真奈実さんに伺ったので確実。
前世が最強過ぎてロゼッタ自身とのギャップ甚だしいなって考えたら愛しさが天元突破しました←
見た目のいかつさと気性の荒さはレジスタンス1だと思うのですが事あるごとに返り討ちというか、見事に動きを封じられてて可愛かったです◎結局序盤に毛受さんからすっ飛ばされるシーンは舞台端まで手届いたのか気になる。笑
ロゼッタは仲良くなると大型犬っぽくなる気がするんですがこれ私だけですかね←
最終的に茂垣とめちゃくちゃ打ち解けててほっこりしました。ロゼッタにもお兄ちゃんいたのかなとか、昔は男友達多かったのかなって勝手に妄想したり。
あとこれは完全にただの私欲なのですが手当てしてもらってるのちょっと羨ましかったです(観劇前日にガラス片で足裏切った人)
いけあさんは夏に「馘切姫 -クビキリヒメ-」でお見かけした時もダンスのキレが良いなぁとか身体の使い方がしなやかだなぁと思っていたのですが今回も然りでした◎
あとハスキーボイスが耳心地良くて好きです。
ツイキャスにお邪魔したこともあったので終演後に挨拶したら「ブログのお姉さんだ!!!」って言われて「お、おぅ、せやな」ってなりました( ˘ω˘ )笑
リリアン
お洋服の前世はナツムメ(ワンピース)。これもご本人に伺ったので確実。
ワンピース可愛い…!って思ってたんですがちょっとした衣装事情も聞けて「そういうことだったのか…!」ってなりました。
ネガティブ思考って書くとすごくマイナスなイメージで捉えられがちですが、
最悪の事態を想定できる人がチームにいるってリスクマネジメントの上でとても大事なんだよって本人に直接伝えてあげたい。
雨が降り出して身動きが取れなくなった時に雨漏りの心配してるの可愛くて和みました◎デイジー姐さんとビオラ姐さんに可愛がられるのも納得です。
腰布の巻き方が分からなくてビオラ姐さんに訊いてる場面めちゃくちゃ可愛くて「天国はここか…」って思ってました( ˘ω˘ )笑
スーザン
お洋服の前世はキジシロ(ブラウス)×サバ(ベルト)×サバ(ズボン)。ブラウスはゆかりさんに伺ったので確実。
ヤングチームの中でも末っ子感が際立ってましたねー、かわいい…
帝都軍もレジスタンスも何歳くらいなんだろうなぁと思いながら観てたんですが、中でもスーザンが一番年齢不詳です。私の予想ではまだ余裕で10代←
誰と絡んでても可愛いんですが、個人的には後半のロゼッタとの絡みが一番悶えました、可愛くて。
メインのお芝居ではないのですがスーザンが三角座りで縮こまる場面がありまして…おそらく不安とか恐怖とか、色々な負の感情が湧いてきてしまったんだろうなぁって感じなんですけども。
近くにいたロゼッタがぎゅーして落ち着かせに来るんですよ!可愛くないですか!?(力説)
「天使かこの子達…」って思いながら観てました。いや本編の展開としてはそこそこシリアスな部分のはずなんだけど。
まとめ
わたあめ工場さんでバッドエンド回避…!って思ってとても新鮮だったんですが続きがあるならきっと最後に大どんでん返しがあって結果バッドエンドなんだろうなぁと…(^^;
だって!あの箱マギーが短剣で無理やりこじ開けてるし!!帝都側は箱の中身信じないだろうし!!
…みたいな、ね?←
1時間前後でとにかくあっという間な印象でしたが何回観ても楽しめる作品でした!
明石スタジオが今年で閉館してしまうらしいので記念も兼ねて大千穐楽の写真ぺたり。
帝都行きの列車、5回も乗れて良かったです。
素敵な旅路をありがとうございました◎